Chapter 5 色の見えを左右する2
色の効果を活用するために
対比効果...ある色が、他の色との関係でより明るく(暗く)見えたり、より鮮やかに(くすんで)見えたりすること。双方の色が際立つように見えが変化する。色の相互作用で一番使われている。
リープマン効果...明度の同じ色が隣り合ったとき、両社の輪郭があいまいになり、形が見えにくくなる事。
同化効果...ある色が、隣接する他の色の影響を受けて色が近づいて見えること。双方の色の違いが縮まるように見えが変化する。赤に茶色を近づけると更に濃く、黄色を地下つけると橙っぽくなる。
みかん、オクラのネットもこの効果を使っている。
多感覚知覚...色が、視覚以外の他の感覚に影響を与えること。コーヒーや紅茶は、色が濃くなると味やにおいまで濃く感じられる。
暖色...赤紫から黄
寒色...青緑から青紫
中間色...緑、紫
有彩色の背景に無彩色をおくと無視職が有彩色の心理補色に見える。
この現象を色陰現象と昔は呼んでいたが、これは色相の対比効果であるため、この場合のみを特別な名前で呼ぶのは控えたほうが理解しやすい。
色の対比効果が影響を与える例として、色の面積効果がある。
同じ色で小さい面積のと大きな面積のを比べると、大きい方は鮮やかさと明るさが上がって見える。
カーテンや壁紙の色を決める時
黒背景の場合、赤文字より黄色文字のほうが明度差によって対比効果で目立つので効果的だったりする。
黒の近くに白を置き、更に黒を黒くすることができたりする。
リープマン効果によって輪郭が見えにくくなる問題について注意
暗順応...暗い場所に入ると最初は見えないがだんだん見えてくる。
明順応...その逆
色順応...これの色バージョン
黄色の丸の一点をじっと見てから白いところを見ると、黄色のダイヤ形が見え、その後青い丸が見える。これらを残像という。
陰性残像...色を見る時間が長く、眼を移す面が明るいと明暗が逆転した色が見える。
陽性残像...色を見る時間が短く、目を移す面が暗いと同じ色の残像が見える。
グラデで使える楽しい色彩効果
多感覚知覚によってどんなものも色の濃いものは味も匂いも濃く感じる。醤油とか
美味しそうな色のものは美味しく食べるし、青いカレーとかは食欲を誘わず、美味しいとも思えない。
太った人が膨張色の服を着るともっと太って見えるしその逆のパターンもある。
フランス国旗は青・白・赤の比率を0.37, 0.30, 0.33で作っていて、大きく見える白が小さくしてある。(現在は海上だけで使われている。)
暖色と寒色の色相領域色覚の違いで異なる。
C型(正常色覚)、P型(1型)、D型(2型)(L錐体またはM錐体を持たない2色覚または感度が低い3色覚)、
色のイメージ
色のイメージの構造について、アメリカの心理学者のオズグッドが開発したSD法によって多くの研究がなされている。イメージは3つの要素から成り立っている。
活動性...温かさ、派手さ、親しみやすさ
力量性...重さ、強さ、硬さ
評価性...良さ、新しさ、親しみやすさ